人権問題連続講座~第一回「障がい者の人権」

    2018-02-22

    人権問題連続講座(日田市社会教育課と共催)

    第一回「障がい者の人権~障がいのある人とない人が平等な社会づくりに向けて」
    講師:古庄和秀先生(NPO法人よかとこネットワーク事務局、大牟田市議会議員)

    2月14日(水)19時より開催しました。

    古庄さんが障がいにより今まで受けてきた差別の事をまじえながら話してくれました。

    平成28年からスタートした3つの法律の中の障害者差別解消法についても詳しく説明していただきました。
    古庄さんは3つの法律は看板でその中の障害者差別解消法は物差しであると、まだおおきな物差しで未成熟
    しかし、無いよりは良いがやっとできた法律であると熱く語っておられました。

    「不当な差別的取り扱いの禁止」は役所など行政機関と会社・お店などの事業所の両方に法的に義務付けられています。
    「障がい者への合理的な配慮をする」は役所などには法的義務、会社やお店は努力する義務となっています。
    合理的配慮とは障がいのある人が、社会の中にある障壁に出会ったときに取り除いて欲しいと意思を伝えれば負担が重すぎない範囲で話し合って納得した対応を求める事ができるものです。
    障がいのあるないによって分け隔てられることなく、お互いの個性・人格を尊重し共に生きていく社会の実現を目指しています。

    障がい者差別は知らない事による差別が圧倒的に多い。
    まずは知る事、知らない事は当事者と話して確認することが大切であることを学びました。

    今回は若宮地区から38名もの方が参加してくださり、会場は満席に近かったです。
    まず知る事、その大切さを分かっている方がこんなにいる事に感謝いたしました。

    講座あと2回もぜひ参加してください。


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