てるおか女性セミナー第7講

    2021-01-22

    1月19日(火)、てるおか女性セミナー第7講を実施。
    今回は『ひたを学ぶ』シリーズ②~移住者がみたひた~と題し、NPO法人リエラ代表の松永鎌矢氏にご講演いただきました。
    また、後半には災害復興支援活動を行うNPO法人リエラの活動や防災・避難についてのお話しもしていただきました。

    まずは移住者としての目線から日田について語っていただきました。
    平成29年に日田に移住してきた松永さん。お隣中津市出身ということで日田市のことは知っていたそうですが、住んでみて日田の魅力を大いに感じたそう。美味しい水や親切な人たちが多いことに感激されたそうで、良くも悪くもしっかりと四季を感じる(夏チョー暑くて、冬めっちゃ寒い…)ことができる土地柄も魅力とのことです。

    大分県内で日田市は二年連続“移住者が一番多い自治体”ということで、統計をみるとその中でも光岡地区は市内で移住者が一番多いとのこと。しかし、セミナー受講生の皆さんは周りに移住者がいるかどうか知らない…、との反応でした。知り合いがいない移住者の方にとってご近所の方との付き合いはとても大事なこと。地元の方からぜひ移住者の方へお声をかけていただきたいと話されました。互いが良いお付き合いをすることは安心・安全な地域づくりの第1歩です。
    また、昔からの地縁や慣習、しきたりも強く、新参者がモノを言うのがなかなかできない雰囲気もある…、そうです。日田らしいといえば…。

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    後半は松永さんの専門分野、防災と避難に関するお話し。
    日田では数年ごとに甚大な被害をもたらす災害が起きています。もはや50年に一度の災害などと言っておられない状況にあります。

    自分の身を守る方法と行動を平時から確認しておくことが大事とのこと。

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    今できること。それは住んでいる地区のハザードマップの確認をしておくことです。ハザードマップは水害発生で、その地区でどの程度の被害があるかを想定して作られています。自分の住む場所が、どの災害レベルがあるのか、またそれに応じてどのような避難が適切なのかを確認することが最も大事だそうです。
    災害レベルの雨が降る危険があるとき、避難する指標を決めておくことも大事とのこと。川の水があのレベルまできたら避難する、という「避難スイッチ」を決めておきましょう。

    また、雨雲レーダーや危機管理型水位計などインターネットで正確な情報が入手できますのでぜひ活用してください。

    危機管理型水位計(一般財団法人河川情報センター) ←クリック

    災害から命を守るのは先ずは自分の行動から!
    災害シーズンになる前に事前の準備をしておきましょう!

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