チャレンジスクール第6講~ドローン体験~

    2021-12-20

     11月27日(土)にチャレンジスクール第6講としてドローン体験を

    開催しました。講師の先生は先月に引き続き新谷裕幸先生です。

     今回は、桂林小学校の体育館をお借りして思い切りドローンを

    飛ばしてみました。

     まずは前回のおさらいとして、ドローンの種類、飛ばすときの注意

    ドローンがどのような場所で活躍しているかなどを確認しました。

    その後、今日行うドローンの操作方法を学びました。

    今回も使うドローンは前回と同じTELLOというブランドのドローンです。

    前回は離着陸と前進向きの変更などのプログラミングでしたが、

    今回はその他に90度、180度など向きを変えたり、進む距離を入力したり

    回転させたりと多くの種類のプログラミングを行うことができました。

       

       

       

     説明を聞いたら、早速班に分かれてiPadに入力していきます。

     前回よりも複雑な動きができるようになっていますが、

    なかなか思った通りにはいかないようで、離着陸のポートに

    戻すのは難しそうでした。 

     前回と同じようにコースを決めてタイムアタックを行ったり、

    ドローンを上下に回転させたりとみんなとても上手に入力などが

    できるようになっていました。
     
       

       

         

       

       

       

     最後に先生が操縦している大きめのドローンを操作させていただきました。

       

       

     2回にわたってプログラミング教室とドローンの操作体験を

    開催しましたが、子ども達は授業などでiPadに触れる機会も

    あるため、入力などはすぐに対応できていました。

     しかし、ドローンを動かすとなるとなかなか指示通りには

    動かなかったり、きれいにまっすぐ進んだり戻ってきたりは

    できず難しさを感じていたようです。

     プログラミング体験を通じて、物事を進める順序だてができたり

    今後の情報化社会において、コンピューターを使った情報技術の

    重要性を知ることができたかなと思います。

     先月から2度にわたり指導していただいた新谷先生、ありがとうございました。
     
     
     

    女性セミナー第5講~美味しいコーヒーの淹れ方教室~

    2021-12-14

     11月25日(木)に女性セミナー第5講として、講師にHazebo coffeeの

    永田健さん遥さんご夫婦をお招きして、美味しいコーヒーの淹れ方教室を

    開催しました。

     はじめに、まずは映像でコーヒーの淹れ方を説明していただきました。

    温かみのある手書きの映像をみんなで見ながら、また実際使うドリッパーと

    コーヒードリップポット、コーヒーフィルターなどの道具の説明や、

    美味しい温度を図るための温度計、水はやはり湧き水が美味しいなど

    色々な説明を聞きました。

       

           
      
     一通り説明を聞いた後は、先生がはじめに一杯見本として淹れてくれました。その後は

    一人一人実践です。道具に限りがあるので、5人ずつに分かれて順番に淹れていきます。

     まずは先生が持ってきてくれた豆を一杯分コーヒーミルで挽きます。

     だいたい1杯200mlに対して、使う豆は12gぐらいで、豆を焙煎してから

    10日ぐらいが美味しい賞味期限だそうです。

     ドリッパーにフィルターを置き、フィルターにお湯をかけておきます。

    その後、挽いた豆をフィルターに入れたら、お湯を注ぎます。

     1回目は、3秒程度お湯を注ぎ、約1分間蒸らします。

     2回目は、きめ細やかな泡が全体を覆うまで直接フィルターにお湯をかけない

    ように注意しながらゆっくりお湯を注ぎいれます。その時のお湯は

    落とし切るようにします。

     3回目は必要な分量のお湯を一気に入れ、最後の一滴を落とす前に

    ドリッパーをコップから外してできあがりです。

       

       

         

         
     
     みなさん、自分の淹れたコーヒーは香りも良くとても美味しいと

    おっしゃっていました。また質問などもたくさん出て、あっという間に

    時間が過ぎていきました。

     おうち時間が増えた今、仕事や家事の合間にひと手間かけた美味しいコーヒーを

    飲んで、リラックスした時間を過ごしていただきたいと思います♪
     

     
     

    環境学習第4講~地球温暖化と異常気象~

    2021-12-10

     11月24日(水)に環境学習第4講として、講師に気象予報士の花宮廣務先生を

    お招きして、地球温暖化と異常気象の講演を開催しました。

     先生は大分県地方気象台長を長年務められ、現在は小中学校や公民館、

    企業などで環境に関する講演を多く開催されております。

       

     はじめに日田での災害の話しから行っていただきました。

     日田市は平成24年の7月豪雨があり、まさかと思っていたのが、

    今ではまたかというほど頻繁に豪雨がおこるようになってきました。

    なぜ災害が多発するようになったのかは、地球温暖化や都市開発による

    森林・田畑の荒廃・喪失や少子高齢化や都市の過密化、中山間地域等の

    過疎化自然離れによるライフスタイルの変化などの社会構造・国土構造の

    変化などが原因だそうです。

     日田も田んぼがなくなり、気温がどんどん上がっていったようで

    以前は35℃以上の日は5年に1回程度だったものが、最近は毎年

    35℃以上の日が続いています。

     地球の平均気温は100年で約0.7℃上昇していますが、日田の平均気温は

    この50年で1.34℃も上昇しているそうです。

     また、近年は穀物や果物、魚なども温暖化の影響を受け始めており、

    お米や果物に高温障害がおこったり、魚の養殖も海水温の上昇で危機的状況に

    なっているそうです。

       

       

       

       

     地球温暖化についてのお話しの後は、災害や防災についての

    お話しです。

     短時間豪雨の際の注意や災害発生の目安、出水時の避難心得や台風が

    来た時の心得など、分かりやすく説明していただきました。また

    災害に備えて普段から自分たちができることや、備蓄について、

    避難の際に忘れがちな物やあると便利なものなどたくさん紹介していただきました。

    そして災害時に救助活動してくれたのは、近所の人が54%だったそうです。

    普段からご近所づきあいを大切に自助・共助ができるような関係を

    築き上げておくことが大事です。とおっしゃっていました。

       

       

     今年度新規事業の環境学習事業でしたが、たくさんの方に参加いただきました。

    最後に日本最大の地熱発電所である八丁原発電所見学などのバス研修があります。

    その報告はまた後日行いたいと思います。環境学習事業を通じて

    参加者の皆さんも、無理をせずさるるしこでいいので、自分たちでできる

    対策を行っていきたいですとおっしゃっていました。

    講義いただいた先生方、参加者のみなさん、ありがとうございました。

    寿考教室第4講~寄せ植え体験~

    2021-12-06

     11月17日(水)に寿考教室第4講として講師に鯉川薫さんを

    お招きして、寄せ植え体験を行いました。

     今回寄せ植えに使う花は、ビオラとシクラメン、プリムラの

    3種類です。その他にチューリップとムスカリの球根も植えました。

       

     はじめに鉢の底に軽石を入れ、その上に花用の土と肥料を入れスコップで

    混ぜます。その後、まずは球根を植えていきます。

     チューリップの球根は頭の部分の皮をむいて鉢の中央部分に

    土に埋まるように置きます。ムスカリの球根は鉢の周りに

    植えていきます。

       

     球根を植え終わったらお花を植えていきます。

     3種類の花を鉢のふちから1㎝程度内側になるように

    均等に植えていきます。あいだにムスカリの球根があるように

    するとムスカリが花の間に咲いてくるので、綺麗になるそうです。

     植え終わったら、球根と花の上に土をかぶせていきます。

     チューリップやムスカリの球根を植えることで、春先まで

    楽しめる寄せ植えになりました。

       

       

     その後は、水やりの方法や肥料の足し方。お花のお手入れ方法などを

    説明していただきました。また、今日の寄せ植えの分だけでなく、

    自宅で育てている木々やお花の育て方など、みなさんが日頃気になっている

    お手入れ方法まで、とても詳しく説明していただきました。

     今日作った鉢植えは桂林公民館の玄関にも飾っています。

     春先までぜひ楽しんでいただきたいと思います♪

       

       


     

    遊学館だより第118号発行!!

    2021-12-01

     遊学館だより第118号を発行しました!
     環境学習講座やぶらりと歩こう会バス研修などの
    報告です。
     12月8日(水)は環境学習バス研修のため職員不在となります。
    また、12月29日(水)~1月3日(月)は公民館は
    休館となります。ご了承ください。

     遊学館だより第118号

    男の料理教室第4講~ジビエ料理~

    2021-11-30

     11月10日(水)に男の料理教室第4講として、ジビエ料理に

    挑戦しました。

     ジビエは、鹿肉のブロックとイノシシ肉のブロックを使用しました。

     鹿肉は先生が自宅にて生ハム風に仕上げて下さっていました。

     イノシシ肉も先生が味噌漬けの状態にしておいてくれました。

       

     その他にキノコの炊き込みご飯とかぶと柿のサラダ、わかめスープを作りました。

     まずはキノコの炊き込みご飯です。ゴボウと人参はささがきにして、

    しめじを適度な大きさにカットしました。醤油や酒、みりんといった

    合わせ出汁を作り、お米と同量の出汁と切った具材を入れて炊きます。

       

     イノシシ肉は周りについた味噌を落として、オーブンを180度に予熱しておきます。

     はじめにフライパンに油をひき、脂身の方から表面を焼いていきます。

     焼き色がついたら、オーブンで25分ほど火を入れ、20分休ませます。

       

     イノシシを焼いている間に、スープとサラダ、付け合わせの準備をしました。

     サラダ用のかぶと柿を一口大にカットし、白菜は大き目の千切りにしました。

     付け合わせ用のサツマイモは半月切りに、キャベツは大き目の千切りに、

    もやしも準備します。スープは乾燥ワカメと卵と白菜、カブの葉をいれました。

     全部ができあがったら、器に盛って完成です。

       

       

       

       

       

     今回から、みなさんと一緒に試食を行うことになりました。

     できたてを食べることができ、とても美味しかったです。

     12月はお休みとなりますので、1月からまたスタートします。

    環境学習事業第3講~白砂糖、卵、牛乳を使わないスイーツ作り~

    2021-11-25

     11月10日(水)に一般社団法人TAO塾より天野朋子先生をお招きして、

    白砂糖、卵、牛乳を使わない身体と心に優しいスイーツ作りを行いました。

    天野先生はアメリカにてマクロビオティックを学び、帰国後

    Whole Foods Studio(東京)を設立されました。

    現在Whole Foods Studio(鎌倉)、Native Foods(熊本)の

    代表をされております。また、自然食品店とのコラボレーションや

    自然食レストランのメニュー開発なども手掛けていらっしゃいます。

       

     作るメニューは、
    ①リンゴのスパイシーケーキ
    ②米粉とピーナッツバターのワンボウルクッキー
    ③かぼちゃと豆のムース
    の3品です。
     
     今回は人数が多いため、先生によるデモンストレーション形式での

    開催になりました。はじめにムースから作ります。

     ひよこ豆や白いんげん豆などの豆類とかぼちゃは先に茹でておきます。

     鍋に米粉と菜種油を入れて、木べらでよく混ぜます。豆乳を少しずつ加え

    だまにならないように伸ばし、甜菜糖、寒天パウダーを加えて混ぜます。

     火にかけて沸騰したら弱火にして2~3分煮ます。火を止めて、あれば

    バニラやラム酒を加えます。今回はクワントローというリキュールで代用しました。

     粗熱を取ってからゆでた豆とかぼちゃと一緒にフードプロセッサーにかけ

    滑らかになるまで攪拌し、グラスに入れて冷蔵庫で冷やします。

     食べる前にメープルシロップをかけてできあがりです。

       

       

       

     ムースを冷やしている間に、リンゴのケーキを作ります。

     りんごは角切りやすりおろしなどを混ぜて使うと色んな食感があって楽しる

    そうです。(またりんごは水分が多いときはざく切りにしたものを鍋に入れ、

    少し水を足したうえで火にかけ、水分を飛ばしておくと良いそうです。)

     まずは小麦粉、全粒分の小麦粉、片栗粉、ベーキングパウダー、シナモンを

    大き目のボウルにいれ、泡だて器でよく混ぜます。別のボウルに

    菜種油、リンゴのすりおろし、豆乳、甜菜糖を入れ、均一になるまでしっかり

    乳化させます。(はじめは油と分離していますが、混ぜているとモタッとした
    感触に変わります。)

     両方を一緒にして練りすぎないようにさっくり混ぜます。

     粉っぽさが残るうちに、角切りのリンゴを加えて木べらでさっくりと混ぜます。

     オーブンシートをしいた型に入れて、180度に予熱したオーブンで約10分、160度に

    下げて15~20分焼いたら完成です。

        

         

     最後にクッキーを作りました。

     大きめのボウルに米粉、片栗粉、塩を入れて泡だて器でよく混ぜます。

     油を加え、手ですり混ぜながらサラサラになるまで混ぜます。

     今回はピーナッツバターを入れず、代わりに菜種油の分量を増やしました。

    メープルシロップを加え、レーズンを加えたらゴムベラでざっとまとめます。

    水分が足りないようなら豆乳を足します。

     生地を小さじ1ずつすくって形を整え、180度で予熱したオーブンで10分

    160度に下げて10分焼いてできあがりです。

       

       

       

     当日は第2講で講師を務められた波多野先生もいらしてくださり、天野先生と一緒に

    調理をしている最中に、どうゆう材料を使用すると良いのか、白砂糖がなぜ身体に

    悪いのか、またそれがどうゆう風に環境破壊につながっているのか

    なども教えていただきました。

     普段自分たちが食べているものが、環境問題に関係があり、また身体にも心にも

    影響を与えている事などとても勉強になりました。また、砂糖を使わなくても

    とてもおいしいスイーツがたくさん、そして簡単にできることがわかりました。

     みなさんも料理やスイーツを作る時に、少しだけオーガニックな物や

    フェアトレード商品を使うなど、できることからはじめてみてほしいと思います。

    ぶらりと歩こう会バス研修~一目八景と三光コスモス園~

    2021-11-20

     11月4日(木)にぶらりと歩こう会バス研修として耶馬渓の一目八景と

    中津三光コスモス園に行きました。

     一目八景では駐車場からみんなで川沿いの散策道を通り展望台まで向かいました。

     紅葉まであと少しではありましたが、展望台からは360度見渡すことができ、

    切り立った断崖や岩など風光明媚な景色を眺めることができました。
     
       

       

       

       

     昼食はお天気も良かったので青の洞門の川べりでお弁当を食べました。

       

     昼食後は三光コスモス園に向かいました。11月6日まででしたので

    お花の状態はどうかなと思ったんですが、想像以上に広い敷地で周囲を回ると

    3㎞ぐらいあるそうで、きれいなコスモスが咲き誇っていました。

     広い場所なので、時間と集合場所を決めて、自由に散策して

    いただきました。

     切り花体験ができたり、露天なども出ており多くの人が見学に

    いらっしゃっていました。自由に散策した後は、道の駅なかつにて

    各々新鮮な野菜などの買い物を行いました。

       

       

       

        

     最後に、山国川沿いの猿飛千壺峡から魔林峡までを散策しました。

     猿飛千壺峡は無数の甌穴が約2㎞にわたって峡底に広がっており、

    魔林峡は山国の高千穂とも称される場所です。

     猿飛千壺峡では子どものかかしが出迎えてくれて、とても可愛かったです。

     景色も良く、石橋で作られた念仏橋など神秘的な空間の中を散策できました。

       

       

         

       

     お天気にも恵まれ、紅葉やコスモス、峡谷などたっぷりと自然を満喫できた

    ぶらりと歩こう会のバス研修となりました。
     

    チャレンジスクール第5講~プログラミング体験~

    2021-11-18

     10月30日(土)にチャレンジスクール第5講として、講師に新谷裕幸先生をお招きして

    プログラミング体験を行いました。

     新谷先生は、現在日本文理大学工学部非常勤講師や姫路大学教育学部の非常勤講師などを

    務めていらっしゃり、元は小学校の校長先生をされていたそうです。

       

     今回はドローンを使ったプログラミング体験ということで、はじめにドローンって

    何だろう?というところから説明していただきました。

     ついている羽の本数で呼び名が違うことや、ドローンの中の仕組み、実際に

    今どのような場所でドローンが活躍しているかなどを教えていただきました。

     子ども達も農薬の散布だったり、物を運んだりといった使用方法が

    あることを知っており、また先生からは、何年後かにはドローンでみんなが

    行きたいところに行けるような時代が来るよ、とも教えていただきました。

     最後にドローンを飛ばす際の注意事項を聞いて、班に分かれ早速ドローンを

    動かしてみます。

       

       

     まずはiPadに入っているアプリを起動させます。そして基本的な動作を

    確認するため、ドローンを前後左右上下に動かし、手のひらに乗せる練習をしました。

       
       

       

       

     基本の操作に慣れてきたら、今度はドローンでコーンを回り、きちんと

    ポートにおろすまでの競争をし、誰が一番操作が上手かタイムを計りました。
     
    なかなか思ったようにまっすぐ進まず、隣のドローンと交錯したり、コーンに

    ぶつかったりと、操作は難しいようでした。
     
       

       

       

       

       

       
     
     当日は狭い部屋しか用意できず回線が混乱したり、

    ドローン同士がぶつかってしまったりと難しい場面がありましたが、

    終わるころには、はじめてとは思えないほどとても上手に操縦していました。

     11月には小学校の体育館で思いっきり、ドローンを飛ばす体験を行います。

     より上手になった姿を期待しましょう!!

    桂林環境学習事業第2講~食卓から考える地球温暖化~

    2021-11-15

     10月27日(水)に桂林環境学習事業第2講として、講師に

    一般財団法人TAO塾の波多野毅先生をお招きしました。

    波多野先生は、自然豊かな阿蘇を拠点に農的生活をしながら

    TAOリトリートセンターを経営し、精力的に講演・執筆活動を

    展開している先生です。また一般社団法人TAO塾は

    平成30年度には環境大臣賞を受賞されています。

     講演は『食卓から考える地球温暖化』と題して行われました。

     はじめに、先生が阿蘇小国で取り組まれている活動の紹介がありました。

       

     そしてまずは気候変動がもとで、今年どの国でどのような災害が起こったのかの

    報告があり、全国地球温暖化防止活動推進センターが推奨している

    家庭でできる温暖化防止の取り組み10項目を教えていただきました。

    週2日往復8㎞の車の運転をやめることで、年間900㎏の

    CO2の削減になり、また年間5万円の節約にもなるそうです。

     他にも家族団らんで暖房や照明を2割削減やジャーの保温を

    やめるなど、すぐにできる項目がたくさんありました。

     しかし、意外にも先ほどの週2日の車の運転を控えるよりも、アメリカ産の

    ブルーベリー200gを国内産のブルーベリーにかえる方が

    CO2排出量は減らせるんだそうです。

     それは、日本が外国から食料の輸入に頼っていることが主な原因で

    一人当たりのフードマイレージ(食料の輸送負担)はアメリカの7倍にも

    及ぶそうです。

       

     他にも肉食が温暖化に及ぼす影響などを分かりやすく教えていただきました。

    肉を食べるために切り開かれた牧場を作るため、森林破壊が行われ、今でも

    1秒間にサッカー場1面分の森林が破壊されているそうです。また肉を食べることは

    世界の食料問題にも関係しており、日米の人が肉の消費量を20%減らすだけで

    世界の飢えをなくすだけの穀物が余るそうです。

       

     また人間は本来犬歯が4本しかなく奥歯が20本あるそうで、穀物や果物を

    すりつぶす歯が多く、肉食には向いていないそうです。

     先生は鍼灸師の資格もお持ちで、東洋医学の勉強もされているので

    人間の体の仕組みからも、肉食がなぜ向いていないのかなども

    教えていただきました。

       

     先生の話は身の回りの事が多くすぐに実践できるものが多かったです。

    参加者のみなさんからも、知らない事が多かったので勉強になりました。や

    一人一人ができることをやっていくことが大事だと思いました。などの

    感想が聞かれました。

     先生もおっしゃっていましたが、全部を一気に変えることは難しいので、まずは

    自分が取り組めそうな事から取り組んでいただけたらと思います。
     
     
     

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