「ユレルンダー」体験!~大山っ子チャレンジ教室
大山っ子チャレンジ教室第3講「自分でできる防災講座」を6月25日(土)大山公民館で開催、21名の児童が参加しました。
大山町鎌手在住の防災士柿本さんに、松原ダムが決壊した場合のシュミレーション映像を見せていただきました。大山川が増水し広範囲が浸水する恐れがあることを知り衝撃です。早期避難の大切さを学習しました。
次は「新聞スリッパ作り」
6月26日にも熊本地方で地震がありましたが、いつどこで地震があるかわかりません。地震で家のガラスや食器が割れ、足の裏をケガしてしまえば逃げることもできません。
新聞紙2枚で作ったスリッパに、段ボールを敷き靴底として補強しました。
履き心地はどうかな?
次は大山町集落支援員のお二人にお手伝いいただき防災食を作りました。
今回はビニール袋で作る「パスタ」と「かんぱんしるこ」「アルファ―米」
パスタが茹で上がっている間に・・
地震体験車「ユレルンダー」が来ました!
震度7の揺れを体験。想像を超える揺れに恐怖を体感しました。
アルファ米は食べやすく工夫されていること。
ビニールで少量の水でも調理できること。
固い乾パンも、あずきと煮ると柔らかくなり、高齢者や幼児でも食べやすくなることを学びました。
賢く省エネ~西峰地区出張講座
6月23日、大山町の西峰コミュニティーセンターで大山公民館出張講座を行い、西峰地区の高齢者6名が参加しました。
まずはじめに大山町駐在所の警部補より、「特殊詐欺等防止機能付き電話機等購入費用補助金」と「安全運転支援装置補助金」についてお話がありました。
次に人権啓発DVDを鑑賞し、無縁社会が現代的課題となっている今日、「地域の繋がりの大切さ」を学習しました。
次に九電ホームアドバイザー2名に起こしいただきました。
全国的に連日の暑さで「電力需給ひっ迫注意報」が出され7年ぶりに節電要請のある地域があるなどエネルギーには限りがあります。
そこで「賢い節電術」を教えていただき「IHクッキング」も実施しました。
日田でも賢く節電しながら猛暑を乗り切りましょう。
人はなぜ逃げ遅れるのか~いきいき大学 防災講座
本年度のいきいき大学は6月22日(水)にスタートしました。
第1講は防災講座。受講生12名が参加しました。
元大分県防災航空隊副隊長、2011年東日本大震災緊急消防援助隊員として現地に赴いた経験がある防災士の木村さんが講師です。
木村さんは、日頃からの避難訓練の重要性、災害時の3原則「想定にとらわれない」「状況下において最善をつくす」「率先避難者になれ」を語りました。
木村さんは「災害時における人間の心理として『正常性バイアス』(ある範囲までの異常は、異常だと感じず、正常のものとして処理する、自分は大丈夫、大したことはないという心理)があります。」
「マイタイムライン」~我が家の避難計画を作り、家族で避難するタイミングや非常持ち出しグッズを話しあい記入しておきましょう」と話しました。
「100のコトに挑戦!」ワークショップ
1昨年前に立ち上げたまちづくり会議「100のコトに挑戦!」コロナ禍でなかなか会議ができずにいましたが久しぶりに再開、ワークショップを6月21日に行いました。
「100のコトに挑戦!」発起人の緒方さんは「市町村合併前のような地域の特色ある政策や住民活動は影を潜め、まちの体力がなくなってきている。
この沈滞ムードを打破するために、行政に依存せず住民が自分たちで新しい挑戦を始めなければなりません。そのオープニングとなるのがこの100のコトへの挑戦(まちづくり企画集団)かもしれません。」
昨年のワークショップで、大山であったらいいなと思う施設、組織、レガシー(まちづくり遺産)、イベント、祭り、産業活動、社会活動、学習活動、スポーツ活動など参加者から意見を出し合いました。
やりたいことはあれやこれやいっぱい、1つずつできることから前進していけるといいです。
春の植物標本をつくりました~大山子っ子チャレンジ教室
大山っ子チャレンジ教室第2講「春の植物標本作り」を6月18日(土)大山公民館で行い、受講生19名が参加しました。
第1講「田来原春の植物観察会」の際に採集した植物たちを2週間乾燥紙にはさんだものを標本として完成させる作業です。
前回の植物観察会に引き続き「郷土日田自然調査会」合谷さんと春末さんに指導いただきました。
予想以上の完成度の高さに驚きです。
4班に分かれて作業、標本にする植物は大量!
欠席した児童の分の標本も、みんなで協力しあいました。
標本をつくる過程で「茎と葉っぱのつき方」「葉脈の特徴」「茎にとげがある」「葉っぱがギザギザしている」など植物を特徴をよく観察するようになりました。
「この植物の名前は何だろう?」先生に聞いたり図鑑で調べたり。
地道な作業にもかかわらず、みんな集中して2時間30分かけて標本161作品、
昨年秋に作った秋の植物標本と合わせて237作品の標本が完成しました!
終了予定時刻を20分も過ぎたけれど「最後まで忍耐強く」「みんなで協力しあう姿」がそこにありました。
「みんなの料理教室」スタート!
「男性料理教室」あらため、昨年度から女性も加わり「みんなの料理教室」となった講座が、新たな講師をお招きして本年度もスタートしました。
講師は和食料理人をされていた方です。
今旬で会員の畑でとれた季節野菜を使ったメニューにしました。
「ズッキーニとトマトのグラタン」
「じゃことベビーリーフのオイルサラダ」
「新じゃがいも饅頭」の3品です。
「だし」の黄金比、野菜のみじん切りのコツ、野菜の茹で方のコツなど細やかで「目からうろこ」な知識を教えていただきました!
ちょっとしたひと手間が、料理の見た目も味もぐっと上げることに感動です。
新じゃがいも饅頭はマッシュしたじゃがいもの中に野菜と挽き肉が入っていて、だしのあんかけにします。優しい味でした。
材料の新ショウガが余ったので、「しょうがの炊き込みご飯」に。
どれも見た目おしゃれで旬の野菜が引き立つ味でした♪
認知症を自分事として考える~女性セミナー
本年度の女性セミナーがスタートしました。
6月8日に第1講「人権学習会」を開催、「認知症の方の意思が尊重され、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために」をテーマに学習、女性セミナー会員11名と、お声掛けした地域の民生委員さん6名が参加しました。
はじめに認知症地域支援推進員の松尾さんより、認知症地域支援推進員とは、ピアサポート活動についてのお話をいただきました。
続いて若年性認知症当事者で積極的にピアサポート活動に取り組んでいらっしゃる寺野さんより、当事者が認知症と診断されたときの苦しみや葛藤、それを乗り越えて前向きに生きる姿を参加者に知っていただこうと発表していただきました。
つぎに支援者でありピアサポーター補助相談員の川浪さんより、寺野さんが認知症と診断される前から現在に至るまでの寺野さんとどのようにかかわってきたか、その過程で学んだことを発表していただきました。
もう一人の認知症当事者下田さんも「この学習会のお役に立てれば」と参加していただきました。
次は4班に分かれてグループワークを行いました。
「自分が認知症になった時の気持ちってどんなだろう?」
「自分や家族が認知症になったら周囲にカミングアウトしますか?」
「自分が認知症になったら家族や周囲の人にしてもらいことってなんだろう?」
「自分が認知症になっても家族や地域のためにできることってなんだろう?」
「地域にいる認知症の人に対して自分は何ができるのか、どんな支援ならできるだろうか?」
自分の意見を出し合い活発に話し合いました。
最後にアンケートに記入していただきました。
「周囲の人が認知症のことを理解するためにもっと学習会をしてほしい」
「周囲の人の支えがあれば今まで通りの生活を続けられることが分かった」
「自分が当事者になったら、勇気のいることだけれどもカミングアウトして周囲の人と協力しながら幸せに生きていきたい」などの感想をいただきました。
春の自然観察会~大山っ子チャレンジ教室スタート
本年度の大山っ子チャレンジ教室がスタートしました!
本年度は小学校5・6年生24名の受講生です。
第1講は5月28日(土)、大山町の田来原美しい森づくり公園で「春の自然観察会」を実施しました。
講師は「郷土日田自然調査会」会員の合谷さんと春末さんです。
合谷さんは「植物の葉のつき方、葉の形、葉脈など植物の特徴・違いををよーく観察することが大切です。」
田来原公園横の遊歩道を2時間散策しました。
児童たちは知らない植物を見つけては「先生これはなんという植物ですか」と尋ねながら採集し、スケッチブックに挟んで植物名と採集した人の名前をメモしました。
午後からは採集した植物を「植物標本」にするための準備を行いました。
6年生が5年生をリードして、植物を吸い取り紙に挟んでいきます。
吸い取り紙を100枚準備していましたが、全然足りませんでした。たくさん採集しましたね!
昨年度は「田来原もみじ谷秋の植物」標本を完成させました。今回は遊歩道にある春植物の標本の完成を目指します。