日隈神社を大切に守り続ける校区の人々

    2019-04-22

    後醍醐天皇と楠木正成をお祀りしている日隈神社は、明治政府の神仏分離の達しにより、時の日田県知事松方正義が、旧日田郡光岡村から日隈山(亀山公園)の山頂に社殿を新営したことに始まります。西郷隆盛や大久保利通の額をとおして、150年の歴史の重みが感じられる神社です。
    日隈校区の人たちは、この神社をとても大切にしていて、本庄・亀山・堀田・亀川・中釣・中ノ島・日ノ隈の7つの町内の方々が、輪番で、月に一度清掃活動を行っています。
    平成31年4月21日(日)も、当番だった亀山町の方々が、熱心に参道の落ち葉を掃き清めたり、社殿に雑巾がけを行ったりしていました。このように長年にわたり、地域で文化財を守ろうとする取り組みは本当にすばらしいことであり、新元号の「令和」の由来につながるものだと思います。
    5月19日(日)10:30より、150周年の記念式典も開催されます。これからも人々の心をつなぐ神社として大切にしていきたいですね。
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