大山自然観察会その②「樹林」

    2021-11-29


    11月23日大山の自然観察会第2弾として烏宿山の森林観察を行いました。烏宿山は平成4年(旧大山町の時)に日田市の天然記念物に指定されています。照葉樹林群としては日田市内で唯一の広さだそうです。







    烏宿山からひびきの郷、五馬台地の風景を望む



    あいにくの小雨の中でしたが時々晴れ間のある天気でした。古田先生から木の名前やの由来を聞きながら森林浴を楽しむことが出来ました。樹木は古来より多くのことに利用されてきました。種類も多くこの烏宿神社周辺はカシ、シイ、タブなどの典型的な照葉樹林ということでした。







    よく耳にする「ユズリハ」の由来ですが、新しい木の葉が出てきたら古い葉は順次落ち新しい世代に「ユズ」っていくことからだそうです。新しい芽が次々に育つことで縁起物として正月の飾りとして使われていました。







    先生の説明の途中山菜の話になりコシアブラやタラの芽などが自生していることから「春は山菜学習会かも」とはしゃいでしまいました。、







    木の香りも楽しみました、「ミズメ」という木はサロンパスの匂いがしました。「タラヨウ」通称エカキシバはかって葉の裏に文字を書いていたそうです。写経や、手紙などに利用されたそうです。みんなで爪楊枝で文字を書いてみました。時間がたてば文字がくっきりと見えてきました。




    今まで何気なく見ていたものが先生の話からちょっと違った見方が出来ることに気が付きました。




    今度は12月5日に「野鳥の観察」です。

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