太古の大山にワニがいた!?*大山小学校が博物館を見学♬【5月1日】

    2018-05-18

    大山小学校6年生が、日田市複合文化施設AOSE(アオーゼ)内にある日田市博物館の特別展「太古の湖とそこに暮らした生き物たち」を見学。
    取材に行ってきました。

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    サブタイトルは「大山層と足跡化石が語る大昔の大山町」・・・そうです!この特別展は大山町のことを中心とした展示なんです!!
    説明は博物館の行時さん。子ども達も熱心に耳を傾け、しっかりメモをとっていました。

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    今から約360万年前の火山活動により、流れ出した溶岩が一帯をを埋め尽くし、大山町の大地が出来たのだそうです。
    約100万年前には玖珠盆地付近にあった火山が噴火し、火砕流堆積物が大山町を覆う。その火砕流堆積物が水によって削られ、切り立った崖ができる。ひびき渓谷の雄大な眺めはこうして出来上がったんですね。

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    大山町の崖は植物プランクトン「珪藻(けいそう)」の化石が多く含まれている地層が見られ、大山層と名付けられました。
    この大山層の分布から、太古の昔、大山町に大きな湖があったことがわかるのだとか。なんだかワクワクしますね!
    大山層からは、世界でここにしかいなかった新種の珪藻化石も発見されたそうです。その名も「ステファノディスクスヒタエンシス!」

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    2014年、大山町の吾々路川で足跡の化石が発見されました。
    その足跡から、ここにはシカの仲間、ワニの仲間、サイやバクの仲間がいたと考えられるのだそう・・・。それも、結構大きなワニだったかも。驚きです!私達が今住んでいるこの場所に、ワニやサイがいたなんて!
    その時の景色や動物の暮らしに思いを巡らせてみると、なんだか夢が広がりますね!

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    自分の故郷にこのような歴史があったことを知ることができ、子ども達にとっては大きな驚きだったと思います。
    説明の後は自由見学。会場にあるクイズを解いたり、説明DVDを観たり、触れる展示物の石を触ったり、思い思いの活動をしていました。
    大変貴重な学びでしたね。

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    最後はしっかりとお礼のあいさつ「ありがとうございました!」

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