神来町人権学習会

    2019-12-12

     12月1日(日)に講師に重松富子先生をお招きして『相手の心にひびくほめるコツ』と
    題して『神来町人権学習会』を開催しました。
     重松富子先生は日田市役所で保健師として働かれ、その後人権講師などをされています。
    はじめにチェックシートでグループ分けを行い、そのグループの説明を行いました。

       

    グループは
    ①CP・・・まじめ、責任感が強い
    ②NP・・・おせっかい、親切、やさしい
    ③A・・・・合理的、客観的、計画的
    ④AC・・・気を使う、人間関係の潤滑油
    ⑤FC・・・ざっとしている、寛大
    の5種類に分けられました。
     上のグループを見てもわかるように、人間の長短は表裏一体です。人間は人の性格は
    悪い方が目につき、悪口はすぐに広がるようです。また、話しなどは
    後から言った言葉の方が印象に残るそうです。
     コミュニケーションが相手に伝わる印象は言葉が7%、声のトーンが38%、
    表情、態度が55%で、どんなに良い言葉を伝えようとしても、
    表情態度が良くないと、相手には良く伝わらないということでした。
    そこで、話しがどう伝わるかのゲームを行いました。
     グループの一人を親にして、親が先生の書いた絵を見てそれぞれのグループに持ち帰り、
    残っている人たちに、言葉だけで伝えてどういう絵ができあがるか、書いてもらいました。
    また、グループごとに受験生の子どもがテレビを見ている設定で、親がどのように子どもに
    声をかけるのかを行っていただきました。
     
       

       

       

       
     
     自分はそういう気持ちでなくても、相手にはどう伝わっているのかを
    考えることが大事で、受け取る側の気持ち次第でいい気分にも、悪い気持ちにもなるので、
    注意が必要とのことでした。
     ほめ上手になるには、タイミングが大切という事。
    また自分の状態が良くないと、相手を褒めることができない事。など
    例えを交えながらわかりやすく教えていただきました。
     たくさんの方にご参加いただき、みんなで笑顔になれる学習会となりました。

     




     

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