求町人権学習会『DVについて』

    2019-12-25

     12月15日(日)に求町公民館において求町人権学習会を開催しました。
     講師は日田市人権講師団の大岡平和先生で『DVについて』講演いただきました。
     
       
      
     はじめに、大岡先生は小さいころは古金町に住まれていたそうで、近くの山で竹切りして
    その竹で竹そりをして遊んでいたなど、懐かしい話をされ、みなさんも
    懐かしいねとおっしゃっていました。
     場が和んだ後から、DVについてお話ししていただきました。
     DVは初めからはげしい暴力があるわけではなく、ちょっとずつ激しくなって
    いくそうです。また、嫌いになったから起こるのではなく、仲が深まった時に
    起こるそうです。目に見える暴力だけでなく、無視をしたり、言葉による恫喝なども
    DVにあたります。
     暴力・差別というのは、する側を問わなければいけません。
    される側が悪いというのは絶対にありません。加害者の問題であって
    被害者の問題ではないということを認識しなければいけません。と
    おっしゃっていました。また、加害者についてはきちんとした更生プログラムに沿って
    更生すべきですが、現在の日本にはまだ、そういったプログラムがないため
    被害者が増加しており、また被害者を支援する組織などがないので
    それもまたDVが増加している原因だそうです。
     それに加え、日本の法律では、加害者と被害者が結婚関係にあれば
    罰することができますが、恋人同士ではまだ加害者を罰することが
    できず、表に出ていないDVが多くあるそうです。
     DVを防ぐためには自己決定権を大切にし合う関係を築くこと。
    相手のせいにしないこと。自分の気持ちや意見を言葉で表し、
    暴力などの態度や行動で行わないことが重要ですと
    おっしゃっていました。
     自分の意見をしっかり持ち、相手に流されないように、お互いが
    言葉で意見を交わし合う関係を築くことの大切さを教えていただきました。
     
       
     
     
     
     

    神来町人権学習会

    2019-12-12

     12月1日(日)に講師に重松富子先生をお招きして『相手の心にひびくほめるコツ』と
    題して『神来町人権学習会』を開催しました。
     重松富子先生は日田市役所で保健師として働かれ、その後人権講師などをされています。
    はじめにチェックシートでグループ分けを行い、そのグループの説明を行いました。

       

    グループは
    ①CP・・・まじめ、責任感が強い
    ②NP・・・おせっかい、親切、やさしい
    ③A・・・・合理的、客観的、計画的
    ④AC・・・気を使う、人間関係の潤滑油
    ⑤FC・・・ざっとしている、寛大
    の5種類に分けられました。
     上のグループを見てもわかるように、人間の長短は表裏一体です。人間は人の性格は
    悪い方が目につき、悪口はすぐに広がるようです。また、話しなどは
    後から言った言葉の方が印象に残るそうです。
     コミュニケーションが相手に伝わる印象は言葉が7%、声のトーンが38%、
    表情、態度が55%で、どんなに良い言葉を伝えようとしても、
    表情態度が良くないと、相手には良く伝わらないということでした。
    そこで、話しがどう伝わるかのゲームを行いました。
     グループの一人を親にして、親が先生の書いた絵を見てそれぞれのグループに持ち帰り、
    残っている人たちに、言葉だけで伝えてどういう絵ができあがるか、書いてもらいました。
    また、グループごとに受験生の子どもがテレビを見ている設定で、親がどのように子どもに
    声をかけるのかを行っていただきました。
     
       

       

       

       
     
     自分はそういう気持ちでなくても、相手にはどう伝わっているのかを
    考えることが大事で、受け取る側の気持ち次第でいい気分にも、悪い気持ちにもなるので、
    注意が必要とのことでした。
     ほめ上手になるには、タイミングが大切という事。
    また自分の状態が良くないと、相手を褒めることができない事。など
    例えを交えながらわかりやすく教えていただきました。
     たくさんの方にご参加いただき、みんなで笑顔になれる学習会となりました。

     




     

    下井手町人権学習会

    2019-09-05

     8月27日(火)に下井手町人権学習会を開催しました。
     今年も佐伯市から矢野大和先生をお招きし、
    『日本人の財産』として講演を行っていただきました。
     先生は以前宇目町役場では生涯学習の仕事をされており、
    この日も、公民館を訪れた方々に、生涯学習をされることの
    大切さをおっしゃっていました。
     生涯学習をするかたは、自分の知らないことを学ぼうとする元気もあり、
    知識も習得されるので、人間的にとても魅力があるそうです。
     なので、公民館などに来るときは、一人でもいいので誘ってくることが
    大事ですとおっしゃっていました。
     また人は人から元気をもらうので、嫌な人がいても、悪いところ
    ばかり見るのではなく、コミュニケーションをとるように
    こころがけるといいです。ともおっしゃっていました。
     人権学習会ではありましたが、時に笑いも交えて
    わかりやすいように講演して下さり、帰るころにはみなさん
    笑顔で帰られていました。
     夜の時間で雨も激しかったですが、多くの方にご参加いただきました。
    ありがとうございました。
     
       

       

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