久津媛クラブ『バス研修』
10月17日(木)に久津媛クラブ第4講としてバス視察研修を
開催しました。
今年は福岡県の篠栗町にある南蔵院と新元号令和にちなんで太宰府天満宮、
また人気の高い如意輪寺(カエル寺)に行きました。
南蔵院は篠栗四国霊場の総本寺で高野山真言宗の別格本山でもあります。
またブロンズ製の涅槃像としては世界最大の釈迦涅槃像があります。涅槃像の中は
入ることができ、現在は年間120万人ほどがお参りされているそうです。
お昼ご飯を食べた後は、太宰府天満宮に行きました。
平日ではありましたが、学業祈願などで多くの学生さんなどが訪れており、
また新元号の令和と関係があるためか、小雨が降っていましたが、
多くの参拝者がいました。
最後は小郡にある如意輪寺に行きました。このお寺は天平年間に創建された由緒ある
お寺で、御本尊は如意輪観音です。近年では『かえる寺』として知られるようになり、
8000匹を超えるかえる(石像や民芸品、おもちゃなど)が所せましと遊んでいます。
初心にかえる、無事かえる、気持ちを新たにかえるなど、悪いことを良い方向に
かえることができると、たくさんの方が参拝に来られてるそうです。
境内の中は色とりどりの花が多くとてもきれいで、今回はじめて来られた方も多く、
みなさんとても喜んでいました。
南蔵院や如意輪寺が広く、少しきつい行程でしたが、
怪我もなくみなさん楽しまれていたようです。
久津媛クラブ『暮らしの中に豊かな人権感覚を』
9月5日(木)に久津媛クラブ第3講として、
『暮らしの中に豊かな人権感覚を~歌謡曲からのメッセージ~』
と題して、人権学習会を開催しました。
講師の先生は原田一郎先生です。
はじめに、仲間づくりのゲームとして、声を出さずに誕生日の順番で並ぶ
バースデイサークルを作りました。みなさん数字を手で表し、すばやく並ぶことが
できました。
が、正解発表を行うと、月や日にちが前後していたりと
全員順番に並ぶことができていませんでした。声を出さず伝えることは
なかなかに難しいですね。
バースデイサークルを基に、参加者の皆さんを6つに班分けしました。
原田一郎先生の講演は参加体験型といって、ただ話を聞くだけではなく、
意見を出し合い、一緒に考える講演です。いつもは仲の良いお友達と席につきますが、
今日は人権学習会ということもあり、知らない方と席につき、はじめに
①名前②ふるさと③最近うれしかったことの自己紹介を行っていただきました。
自己紹介が終わった後は、矢切の渡しをみんなで歌って歌詞の意味を
考えました。親のこころに背き、自分の生まれた土地をすてて一緒に
生きていくという歌詞を通じて、ふるさとは誰も選ぶことはできないが、
ふるさとを隠すことなく自分の人生を切り拓き、自己実現できる社会にして
いかなければならない。とおっしゃていました。
また赤とんぼのうたでは、主人公は誰なのか?姐やとは誰なのか?という
質問をみんなで考え、それぞれ発表していきました。
姐やは本当のお姉さんではなく、子守り奉公にきていた女中のことで、
自分がその姐やに背負われて夕焼け小焼けの赤とんぼを見ていたという歌詞であること、
また、その姐やも15歳でお嫁にいき、その後便り(手紙)も
絶えてしまったという歌詞でした。
それを基に当時の女性の人権などについてみんなで考えました。
先生からは、学校などで使われている童謡や歌などは色々な意味が
込められているのですよと教えていただきました。
みんなで歌って、人権を考えるいい学びの時間になりました。
久津媛クラブ第2講・求来里高齢者教室『足育講座』
6月28日(金)に久津媛クラブ第2講、求来里高齢者教室第1講として
『足育講座』を開催しました。
講師は6月19日の成人セミナーにも来ていただいた、足もと屋の原律子先生です。
はじめに外反母趾が激しかったことから資格を取った自分のプロフィールと、
なぜ足もと屋を始めたのか説明をされ、また転倒で亡くなる方が年間8,000人おり、
足がどれだけ重要なのかを説明していただきました。
その後は自分の足指を確認するため、靴下を脱ぎ、足指の状態を
確認していただきました。
手の指と足の指は同じ動きができるはずですが、足の指はなかなか
広げることができなかったり、ぐっと握りこむことが難しい方が多かったです。
足指が上手に使えないと歩行にも影響が出てくるので、足指はとても大事だと
おっしゃっていました。
上手に歩くためには足指だけでなく、靴と靴下も重要で、靴の選び方なども
詳しく教えていただきました。
足元の重要性が良くわかり、皆さんもたいへん勉強になったとおっしゃていました。
高齢者教室『久津媛クラブ』第1講
今年度より三芳高齢者教室は『久津媛クラブ』と名前を変更しました。
また今まですべてオープン講座だったのですが、申し込み制に変更となりました。
事前に申し込んでいただいた皆さんと行う第1講は、
馬場クリーニング代表馬場亮次先生をお迎えしての『洗濯のコツ講座』です。
資料などは使わず、質疑応答形式で講座が進められ、
皆さん普段行っている洗濯の中で、気になる点を色々質問されていました。
その中で学んだことは、
①食べこぼしは台所洗剤と歯ブラシで優しく叩く
②洋服を長持ちさせるのは、脱水方法が大事
③嫌な臭いや菌を防止するには、粉洗剤に酸素系漂白剤を使用する
④虫食い予防には、虫干しとアイロン
⑤クリーニングの袋は、事前に陰干しして6月下旬にとる
の5つでした。
特に、お洋服を長持ちさせるには、20秒ごとぐらいに確認しながら
脱水を行うのが大事で、いろんな生地のお洗濯にあてはまるとの
ことでした。
また、自宅などで洋服を汚したりした場合、難しいところは、
自分でどのような処理をしたのかを伝えて、
専門のクリーニング店にお任せするのが良いとのことでした。
はじめは緊張もあってか、質問がなかなか出ませんでしたが、
気づけば1時間半がアッという間に過ぎていました。
今年度は参加者が29名です。
みなさんで学ぶだけでなく、親睦も深めていけたらと思っています。